高齢者の施設の説明11.サービス付き高齢者向け住宅24.(サ高住の特定施設とは)とは
高齢者の施設の説明11.サービス付き高齢者向け住宅24.(サ高住の特定施設とは)について説明させて頂きます。
高齢者施設についてというページで各高齢者住宅・施設の説明をしていますが、説明不足の点もありますので、ひとつひとつ詳細を説明したいと思います。
※高齢者施設・住宅
高齢者施設・住宅というと、多くの方が特別養護老人ホームと、有料老人ホームを思い浮かべると思います。しかし実際には、下記の表の通り多くの種類があります。今回はその中でもご存じない方も多いと思います『サービス付き高齢者向け住宅24.(サ高住の特定施設とは)』について説明させて頂きます。』について詳しく説明します。
介護保険3施設 | 公的な低額施設・住宅 | 民間運営施設 |
①特別養護老人ホーム | ④養護老人ホーム | ⑨グループホーム |
②介護老人保健施設 | ⑤軽費老人ホーム(A型・B型) | ⑩有料老人ホーム |
③介護療養型医療施設 | ⑥都市型軽費老人ホーム | ※⑪サービス付き高齢者向け住宅 |
⑦ケアハウス | ||
⑧シルバーハウジング | ||
サービス付き高齢者向け住宅24.(サ高住の特定施設とは)について説明させて頂きます。
※概要
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)であり、特定施設とされているものの説明をしています。
<はじめに>
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の特定施設について説明しようと思います。
高齢者住宅をお探しの方の中には、
「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)ですが、特定施設なので安心してご利用いただけます。」
とうたっているパンフレットやホームページを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、そもそもサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の特定施設とはなにか、またその長所や短所についてまとめていきます。
<特定施設とは>
特定施設とは、介護保険サービスの「特定施設入居者生活介護」(要支援の場合は、介護予防特定施設入居者生活介護)の指定を受けた施設のことをいいます。
施設内で生活しながら食事・入浴・排泄などに関わる生活・身体介助などの介護サービスを定額料金で受けられるのが特徴です。
特定施設の代表的な例としては介護付有料老人ホームが挙げられますが、ほかにも養護老人ホームやケアハウスにも特定施設があります。
そして、
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)でも増えてきました。
では、通常のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)との違いはなにかというと、介護サービスの利用形態が違います。
通常のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、外部の訪問介護事業所と契約を結び、「訪問介護」などといった介護保険サービスを利用するのに対して、特定施設は、さきほども書いた通り、「特定施設入居者生活介護」という定額の介護保険のサービスを受けることなります。
まとめますと、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の特定施設といったものをイメージする際は、介護付有料老人ホームを想定してください。サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)と言われて先入観で自由度が高いと思わないようにしましょう。
ちなみに、「介護付き」「ケア付き」という名称は特定施設でないと付すことはできません。
<長所・短所>
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の特定施設を長所・短所という形で比較しますが、内容は介護付有料老人ホームの長所・短所と同じです。有料老人ホームの詳細な説明は、今後書いてきますので、しばしお待ちください。
※長所
・介護費用が定額なので安心。
・介護スタッフが常駐している。
・手厚い生活援助が期待できる。
※短所
・介護事業者やスタッフを選べない。
・生活の自由度がなくなる。
<まとめ>
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の特定施設というのは、介護付有料老人ホームとして考えましょう。
また、
高齢者のお住まい探しの中で、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)か介護付有料老人ホーム(特定施設)というのは、入居するご本人のお体の具合によって判断すべきものですのです。
よって、はじめからどちらにすると決めつけずお探しすることが賢明です。
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